2013年10月21日月曜日

台湾のコンビニと檳榔のこと(これかよって、観光協会とかからは文句言われそうだ。特に後者)

 台湾のコンビニといえば、セブンイレブンとファミリーマート。特にセブンイレブンはヤマトの宅急便も出せて、基本日本と変わりません。おでんも売ってます。

 しかし、よく見るとおでんのお鍋は実は二つ。片方には、真っ赤な唐辛子スープの激辛おでんが入っています。あ、もちろん激辛おでんに普通のお出汁をかけて、ぴり辛おでんにもできますよ。ちなみに、日本のセブンイレブンはおでんに麺は付けません。以前どこかで読んだが、元祖コンビニおでんとしての老舗の誇りらしい。けど、台湾では具を四つ選ぶと無料でインスタント麺を付けてくれます。他におでんやってるコンビニないからね。やや平打ちの細麺で、コシがあってなかなか美味。ちなみに、2009年に行った時にはおでんの出汁は一種類で、ほんのりとニョクマムの香りが漂っていた。地道に変化が見られる。さらに、最近の台湾の写真を見たら、どうやらファミマにもおでんが登場したっぽいぞ! 鍋と看板が見えている。台湾コンビニおでんも戦国時代に突入するのだろうか? そういえば台湾でもファミマはお店に出入りするときに、日本と同じ防犯チャイムが鳴る。ホームシックの治療にいいかも知れない。

 お店で売っている品揃えは、基本日本と同じ、かな? ちょっと地域差があるかも。大学近くとか、若い人の多いエリアはかなり日本ぽくて、中華風ドリンクとか中華な生活用品とかはないので、そういうのを期待していくと当てが外れる可能性が高いです。2012年の四月の旅行では酸梅湯が台北のコンビニでは見つからなくてちょっと悲しかった。2009年の七月には普通にあったんですが。確実にこういうものを買いたいなら、スーパーがお勧めです。

 あ、その代わり、若い人向け店ではセルフのホットドッグコーナーがあったりします。熱狗と書くホットドッグ(アメリカンドッグも含む)はあちこちで売っていて、パン屋さんでも大体見掛けるメニュー。最近の流行りはかりかりホットドッグ(脆皮熱狗)で、クルトンとか賽の目切りのポテトとか砕いた麺とか色々なものでコーティングしたアメリカンドッグがあちこちで売られています。出来たてをがぶりとやると上顎を火傷しながらがりがり削られそこにマスタードが擦り込まれてカチカチ山状態になるのでご注意。

 あとはどこのコンビニでも茶蛋という、烏龍茶で茹でた卵が売られているのが特徴。レジの横に大同電機鍋という、三種の神器時代の電気釜?と思わせるレトロなお鍋が置かれていてその中で茶色く煮えています。怖くないよ! おでんのよく煮た卵と同じ。

 台湾独自コンビニは「Hi Life」というのと「OK便利店」というのがあるらしいんですが、前者はたまーに見かけたものの、後者は見たことないなあ。アメリカのサークルKとの提携店らしい。あとはローソンが出店すればいいのに、と思ってます。ちなみに、セブンはそのまんまですが、ファミマは「全家」という台湾名が付いています。Hi Lifeに「爾富」とついているのは運営会社がこの名前だから。ローソンが出店したら何になるんだろう? 「洛松」とか?? と、思ったらローソン、大陸行っちゃったよ!! 台湾にも行こうよ!

 台湾のコンビニは、街中だと大体角っこにあって通りの二面に接しています。更に、向かいの角にもう一軒あったりして、お客を絶対逃さない鉄壁のフォーメーション(笑)。そもそも国土面積と店舗数考えたら、たぶん日本より密度が高いはず。

 そして、郊外型店舗。日本ではプレハブの大型店が主流ですが、なんと台湾ではレトロなコロニアル様式っぽいおうちの一角がコンビニというのが一般的。日本でいうと横浜山手地区や神戸の異人館、風見鶏の館の一階がお馴染みのセブンイレブンになっているようなもの。クラシックな素敵なおうちとコンビニの絶妙なコンビネーション。これと檳榔お姉さんが交互に現れる郊外の道路沿い。走行中はカメラが手放せません。

 さて、台湾には檳榔お姉さん、檳榔西施と呼ばれる人たちがいます。雨に西施がねぶの花、の西施。要は檳榔を売っている綺麗且つ露出度の高いセクシーなお姉さんたち。

 檳榔というのは、檳榔椰子の種を細かく刻んだり磨り潰した後でまた別な植物の葉っぱでくるんで小さな塊にしたもので、これを噛み噛みするとちょっとした覚醒作用が得られます、というものらしい。トラックとか長距離バスの運転手さんなんかが噛むというので、てっきりカフェイン入りのガムみたいなもんだと思ってて、それこそ定期テスト前の高校生なんかが、今日は徹夜で一夜漬けするぞー、と噛んだり、これ噛んで頑張りなさい、とお母さんがスーパーで買ってきたりするもんなのかと思っていたら、えらい勘違いで、なんというか、少々バイアグラ的な使い方をされたり、酩酊感を得ることを目的に噛み噛みされるものらしい、て、運ちゃんが運転中に酩酊感得たらあかんやろ!!

 まあそんなわけでこのバイアグラ効果、をキーワードに色っぽく販売しているんだそうだ。道理で女豹のポーズの看板があったよ(笑)。

 基本的には、まずネオンサイン。打ち上げ花火を半分に割ったような180度展開の緑色のネオンサインが光っています。多分、なんだけど、檳榔椰子の葉っぱのイメージなんじゃないかなあ? ちなみに、檳榔という文字を見て、あれ? どっかで見たような? と思った方。それは多分、古典の教科書。檳榔毛の車、ですね。ただ名前が似てるので混同されて同じ字で書かれているのですが、こっちは「びんろう」、」向こうは「びろう」。椰子科は椰子科ですが違う種類の植物です。古代日本では神聖視されていた植物なんで、上級貴族限定で牛車の屋根材に使っていたと。でも台湾では普通にこれで屋根葺いてるようだけどね。

 そしてこのネオンサインの上に、なーんかセクシーなグラビアちっくな看板。

 そしてその下に、ちょっと大きめな電話ボックス風のガラスボックス。中の椅子に座っているお姉さんのホットパンツから覗く足がばっちり見えます。上半身も、チューブトップとかです。

 これが郊外店の基本スタイルで、ただ、街中とかはちょっと違う。ネオンサインは同じですが、お店は普通の煙草屋さんみたいな感じ。売っているお姉さんも美人ですがセクシーというよりは大人の色気風。キャバ嬢とホステスさんの違いみたいな感じ。そして時々はおばちゃん通り越しておばあちゃんが売っていたりもして、ますます煙草屋チックに。

 これは台北市を皮切りにエロスな格好での販売が規制されつつあるからだそうです。とはいえ反対はあって、モデルとかがそういうかっこしてても文句言われないのに、なんで檳榔西施は文句言われるのよ、差別じゃん、と主張してるらしい。もっともだ。しかし、この恰好、冬はどうするんだろう??

 そして、この檳榔、噛むだけで食べてはいけない&唾が溜まる、ので基本的に吐き出さなければならない。飲み込むと気持ち悪くなるそうです。このペッがあるので、檳榔を噛むのはあまりお行儀のいい行為だとは見做されない。

 以下、独断と偏見で申し上げますと、にしだとしゆきは噛んでても構わなくても、きしべいっとくが噛んでると微妙な感じ。かつしんたろうが噛んでても全然OKですが、いちかわらいぞうが噛み始めたらファンは泣いて止めたくなるような感じ、かな。

 このペッ、も一応規制されているそうで、売る時に一緒にティッシュとか紙コップとか渡されるそうな。なにせ真っ赤な唾なので、建物やら道やら汚れてしまうから規制されているんだそうだ。だから、特に台北辺りでは道に吐かれた檳榔跡というものをまず見かけない。なんですが、ある時、とうとう見かけることができまして(笑)。友達が車を移動させてくるのを台北駅前のビルの下で待っていた時、ペッとやったおじさんがいたので、おじさんが立ち去った後、さり気なーくその場に寄ってじっくりと観察。本当は写真撮りたかったんですが、いちゃもん付けられてもなんだしな。

 色は、蛍光ピンクでした。

 しかし不思議なのはこの後行った高雄。比較的街中でしょっちゅうペッとやった跡が散見されるんですが、こっちは色がどれも煉瓦色。南と北とでなんかレシピが違ってて色が変わるとかなんでしょうか??

 あ、あと、コンビニに限らず、レシートは取っておくと、レシート提示での割引サービスがあったりします。金瓜石の黄金博物館、ただで入れてくれて吃驚! あと、いらないと思ったらコンビニには大体、レシートを入れる透明な巨大ボックスがあるのでこの中へ。車椅子か何かになるそうです。仕組みは、よくわからない。だれかわかる人、教えてくれるとうれしい。

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