2013年11月20日水曜日

虚無仮説第二巻もそろそろ出ます! ようやく修羅場が終わりました。

 先月の一巻発売以来、本屋さんに行くたびに自分の本と遭遇。基本まずBLコーナーに行く口なもので、どうしても遭遇。そしてそのたびに、そこの書店員さんを拝みたくなったり、売れますようにと本を拝みたくなったりしています。やりませんが。

 いや、でも、やっていいですよといわれたら、立ったり座ったりきっちり中華風に拝んでしまいたいかもしれない。特に横浜ポルタ丸善の店員さんを拝んでしまいたい。FBIものだからだと思うんですが、大好きな某作家さんの横に置いてくださってまして、すっごく嬉しかったの。

 発売から約一週間後のJガーデンでは、編集さんに許可をいただいて虚無ブースを展開していました。お立ち寄りくださった皆様、ありがとうございます。買いました、とおっしゃってくださる方や、これ、買いたいんですがどこで買えますか? とお尋ねの方。これはもう本当にむちゃくちゃありがたかったです。是非、二巻もよろしくお願いいたします。

 そして、つい気になってしまってレビューサイトもちょろちょろと覗いています。やはり、第一巻に色っぽいシーンほとんどないのはネックでしたねえ。皆さん、この点には言及なさってくださっている。はい、私もそこは悩みました。ぶっちゃけ、持ち込んだ中の一社からは、三章までで何にもないってのはうちでは無理、とお断りされました。ただし! この点に関しては二巻はばっちりです!!

 あ、あと、レビューサイトで、翻訳だけど文章が読みやすい、翻訳者が頑張ってる、そう書いてくださっている方々、本当にありがとうございます。努力した甲斐がありましたというか、これはもう本当に編集さんの指導の賜物です。この点に関してはまさに千本ノックのようにびしびしと指摘が入りまして、「ここ、いかにも翻訳っぽいんで、こんな感じになりませんか?」「うっ、でもそれだと私が趣味に合わない。こことこの要素押さえてこんな感じでどうでしょう?」「あ、それなら大丈夫ですね。で、次にここですが……」以下エンドレス。しかも、私はやっているのは当座これ一本でしたが、編集さんは他にも文庫本と雑誌ともう一冊もあるわけで。お互い徹夜と仮眠を繰り返してましたが、完徹の回数はどう考えても向こうの方が多い。

 時折向こうは風邪をこじらせて寝込んだりもしてらっしゃいまして。というか、編集部の皆さん、いったい何時まで会社にいるのがデフォなのかと不思議になるくらい、遅くまで電話が通じるし、掛かってくる。皆さんうら若き乙女なので、健康状態がとっても心配なのですが、その健康を損ねてる原因の一角(二角ぐらいいってますか?)が私なんだよなあ。

 まあ私の方も、仮眠していても夢の中で文字校正していたりしまして、跳ね起きて確認したりするので、寝てるんだか寝てないんだかよくわからなかったり。電話を掛けると、編集さんも徹夜の果てに気持ち悪くなって仮眠中だったりします。とことん眠くなると、編集さんの指摘に対しても「ここのこの要素は大事なんで、これをキープしてこっちを別な単語に」みたいな論理的な考えがうまくできなくなり「それ違うんです。なんか変なんです。ただ、いま、うまい訂正が浮かばないんで保留で」てな感じになってくる。なんか違う、という直感はあるものの説明ができない。ダメな探偵のようだ。明け方四時半くらいが限界ですね。

 そして、次の訂正まとめて送るまで仮眠してていいですよ、と言われても、身体が修羅場モードになっているので、全然眠れなかったりします。で、こういう時は大抵徹夜仮眠明けの日中十時くらいだったりするので、そろそろ開いてるスーパーにインスタント麺を買いにいったり、ごみを出しにいったりするわけですが、そうやって久しぶりに外に出ると、空が一気に秋の色になっていたり、Tシャツ一枚だと寒くなっていたりします。これは引きこもり状態とどう違うんだろう。

 更に、気付いてみれば青空を見上げるの自体がすごく久しぶりで、ああ、娑婆の空気が新鮮、ともはや私はいったいどこに収監されて仕事してるんですか状態に。普通に自宅のはずなんだが。

 修羅場の友、と言えばコーヒーですが、実は上巻の途中から身体がカフェオレすら受け付けなくなってしまい、巨大なウーロン茶ボトルを横において作業していました。そしてご飯はインスタント麺。ただし、これは単に私が、ご飯より麺が好き、な体質なせいだったりする。醤油ラーメン買っていてもスープはほとんど使わず、チンした鶏肉と胡瓜、チンする過程で出た鳥スープを合わせて胡麻と醤油で混ぜて即席涼麺、寒くなってきたら鳥スープに醤油とお湯を加えて野菜も色々入れて鳥ラーメン。

 スープを使っていないのでインスタント麺メーカーにはきっと嬉しくない客。ただし、すり胡麻いり胡麻メーカーにはお礼を言われてもいい、かも知れない。あ、でもトップバリュの太麺は歯ごたえがしこしこしてておいしいので、そればっか買ってました。

 ただし今は、牛肉麺が食べたい。切実に。なのに、なぜか中華街で売っていなくなっていたの。廉価なインスタント牛肉麺。なんでだ? 台湾インスタント麺そのものがなくなっちゃっていたぞ??

 そんなこんなで二巻も、先日ようやく私のやることできること全ては終わり、ただいま原稿は印刷所におります。第一巻の時ほど極道な入稿にはなっていなかったと思いたい……。第一巻の時は、普通この段階でこんなに訂正出ないだろうというくらい訂正修正山盛りでした。部分部分で訂正した段階でゲラが出たんですが、そのゲラを頭から読み返したらどうしてもそこもここも文章を直したい、となってしまいまして。たぶん、前代未聞に訂正箇所の多いゲラだったろうと。そして、更にその後も、「お願い間に合うならここも直してください。いま気付いた~」という訂正が……。この印刷所さんには、足を向けて寝てはならない気がします。今現在、横浜で西に足を向けて寝ているので、たぶん向いていないと思うんですが。

 訂正の全てが終わったのが先週半ばだったので、恐らくはそろそろ取次ぎさんに移動する頃かと。そんなわけでこの月曜日には中華街の關帝廟に、売れ行き祈願にいってきました。關帝廟は道教における商売繁盛の神様。ついでに生涯学習の元祖として学業成就のご利益もあったりするので、翻訳の仕事を始めて以来ちょこちょこお参りに行っている場所です。

 そしてたぶん、週明けくらいから書店に並ぶのかな? 早いところは今週末かもしれません。また書店に様子を見に行く気、満々です。
 家の近所の書店にも入荷していて、取次ぎさん、ありがとう、な気分。はは、ただし、家の最寄りと横浜の一般書店二軒で普段一番BL買ってるのは、たぶん私なので、その意味ではその店舗の入荷分はあまり売れ行きに繋がらないかもしれないorz。いや、でも二巻も配本してくださっていいんですよ、ええ。できればー、二巻セットで置いといて欲しいのですが、これは本屋さんの裁量次第だろうなあ。





2 件のコメント:

  1. はじめまして、こんにちは。
    おつかれさまでした!!
    2巻早く読みたいです(*´ω`*)
    つい最近、ネット書店でふらふらしていて、1巻の表紙に一目惚れ…一見鐘情しました。
    そしてすぐさまポチって一昨日読み終えたところです。
    BL小説を読むのがもう十何年ぶりで、なんだかそわそわしながら読みました。
    読み終えての一言は(*´ω`*)モキューって感じでしょうか。
    意味がわかりませんね。すみません。
    早く2巻が読みたくて読みたくてたまりません。
    色ぽっいシーンはなくても所々で激しく悶えてましたので大丈夫です(わたしは)
    むしろないので、藍のたまに呼ぶレン呼びとか萌えました。
    でも、2巻では・・・。楽しみにしておきます。

    この本を翻訳してくださってありがとうございました。
    巡りあえて嬉しいです。
    また違う本と巡りあわせて頂けることを願ってます。
    ごゆっくりお休みください!!

    返信削除
    返信
    1. ありがとうございます! これからもチャンスがあったらがんがん訳していきますので、また読んでいただけると嬉しいです!
      威向さんでも近々日本向け電子書籍サイトを始めるので、ぜひそちらも見てください!そっちはもう少し中華風味な作品になる予定です。日常ミステリと異世界トリップファンタジー。 
      BL十何年ぶりということは、レーベルもだいぶ入れ替わってますね!
      台湾BLは、上下巻とか全三巻くらいだと続きは来月、とせずに一気にまとめて出してしまうので、上巻はまだ出会ったばかりで何もしていない、みたいなことがぽちぽちあって、訳す時は実はそこが結構ネックです。でも、作者によっては第一章からばっちりだったりもするので、単に型にはまらず許容範囲が広いのかも。
      ただ、思えば昔の少女漫画なんかみんなそうだったような(笑)。キスシーンまででも何巻もかかったり。

      削除