2015年5月30日土曜日

2014年クリエイターEXPO参加顛末記その1

参加決定時点でやれる準備編とブース設置時の注意点編

昨年、2014年に水茎亭は、クリエイターEXPOに初出展してまいりました。
出展を決めてから当日の準備など、前回までのクリエイターEXPOに参加した方々のブログ等いろいろ参考にさせていただいたので、今度はこちらもレポートを作成。2015年に初めて参加するよという方の参考になれば幸いです。


参加決定の時点でやれる準備とは

参加を決めたのは2013年の会場で。
それまでの二回も、ブックフェアとともに会場を回ってはいたものの、突如参加を決めたのはこの年からブックフェア会場に「台湾出版協会」のブースがなくなってしまったことが最大の要因。ここのブースに行けば台湾の本を一杯見ることができ、台湾好きが次々にやってくるので交流もでき、どんな本が日本語になってほしいですかという市場調査もできてとても便利だったのが、これが消えてしまうと台湾の本に対して何のアクションもできない。ならば、自分でブースを確保するしかないじゃないか、というわけで出展決定。
EXPO初日に来年の出展を決めたため、この時点から出展準備開始。要するに、来年の自分のブースをどうするかの参考にするために、あちこちのブースを見て回る。


結果として目立つブースは何かというと

その1、ブースで何かが動いている。
映像作品、造形のブースが目立つのは、ブース内に動いているものがあるから。巨大な液晶画面一杯に動く映像や、プロジェクターによって背景パネルに投影された映像。イラストレーターブースや写真家ブース、絵本・コミックブースでも、作品をスライドショーにしてiPadで流しているだけでも目立ち具合が違いました。
人間の目と言うのは、動いているものに反応するそうなので、本人がじっとブースに座っている(もしくは多少動いていたとしても隣接する全てのブースに人間が座っているので、多少の動きは埋没する)中で、映像が動いているとそれだけでそっちに目が行くらしい。フィギュアを動かしているブースと言うのもあって、これもいい感じに目立っていました。

その2、ブースが多少なりとも立体的。
背景にパネルがあって、その前に机と椅子があって、というブースの構造上、割と皆さん背景にのみ力を入れてしまいがち。ただ、これは案外目立たない。特にイラストレーターゾーンと絵本ゾーンでは、隣接して似た色彩の作品が並んでいるとそれが一つ一つ別人のブースだとすら認識してもらえない。なんだかパステルカラーの横幅の広い一つのブースのように感じられてしまう。
チラシ用のラック一つでもブースと通路の境界に置くことでブースが立体構造になり、通行人の真横まで作品を出っ張らせることで、目立ち具合も大きく変わります。もっともこれは、非常に平面的なブースが多い今だから言えることかもしれませんが。

というわけで、うちのブースのデザインは決まりました。
与えられた1.5×1.8×2.2メートルの立体空間をフル活用してやろうではないか。机を挟んでの来訪者との一対一での交流を目的とした狭い空間、これは何かに似ているぞ。そうだ、茶室だ、一期一会だ。よし、ブースに屋根付けちゃえ。狭いブース内を、密室として演出するのだ!

さて、ブースに屋根付けるのは可能ですか???

結論。
お客様の頭上まで張り出す形の屋根、は不可能です。
主としては、隣接ブースの見晴らしを遮ってしまうことになるため。お隣さんのデメリットと、あと、防災上も問題があるとのこと。
なので屋根に限らず、展示スペースの増設の意味で壁を作るとか、柱を立てるとかもアウト。実際に幟を立てた人が高さを調整することになったような例も以前はあったようです。
ただし、ブース内の後ろ壁面にオプションで付けられる展示棚くらいの張り出し構造物の設置はオーケー。奥行30~40センチくらいであれば、見晴らしを遮ってはいないということになります。
ということで茶室構造は不可能ですが、軒先に置いたテーブル、的な演出ならば可能です。


そして、逆に目立たないブースは何か?
これはもう、ブースの上に名前を書いた看板があって本人が座っていて、というだけのものにつきます。だって、ライターです、くらいしかわからないわけだから。せめて手前にラックがあればまだましですが、遠目に見て何の情報も得られない人のブースにわざわざ近寄ってラックからチラシをもらっていこうとする人ってのはまずいないと思う。
これはもう、ライターゾーンの方特有かしれませんが、イラストも写真もなくても、文字情報だけでも掲げましょう。それも、遠目にも読み取れるような巨大な文字で。
コピーだけでいいんですよ。「ラノベ書いてます」とかだけで。ライターってだけだと「動物」てなもんで物凄く幅広いんですから、大雑把にでも「ワニです」とか「リスです」とか書いておけばそれだけで、チラシ貰いに行くか、という気になる人とならない人が明確に分かれます。何がやれるのか、何がやりたいのか、ばしっと一言でいいので表示しておきましょう。
あ、あと、これができます、あれもやれます、そんなのもできます、てあまりたくさん書くのは止めた方がいいかもしれない。あなたにこれを頼みたい、でなく、こういうの出来る人探してます、な人が寄ってくる率が非常に高くなり、しかも結構無茶振りしてくる人が多いんだよ。さして興味がない上に自分の名前が出るわけでもなくさらにそれでお金がもらえることになるかもわからないようなものをしかもものすごい量取り敢えずためしにただでやってみてくれないか的な、知的労働の対価ってもんをなんだと思ってんだと聞きたくなるようなのが。
あと、細かい情報(自分のプロフィールとか、作品の抜粋とか)を延々と壁に書かない。四コマ漫画にでもなっているならともかく、一瞬で読み取れない量の情報を長々と書いてあっても、そんなのじーっと読んで興味持ってはもらえません。それはチラシにしとけばいいんです。
前日に準備に来れなくて、当日のそれもお昼くらいに来て、という人に、このなんにもないブースが多いんですが、勿体なさすぎです。
せめてカラーコピーで出力した大きな文字でなんか書きましょう。ライターなんだから。

では、次回は事前準備編です。

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