2015年5月30日土曜日

2014年クリエイターEXPO参加顛末記その2

事前準備編

黒木夏兒がやっている個人翻訳事務所水茎亭が、2014年のクリエイターEXPOに出展した際の感想レポート第2弾。今年の参加者の参考になれば幸い。


事前準備編

ブースの大体の様子が決まったところで、買えるものは購入を開始。まだ買わないものも、どこで買えるかの当たりをつける。

今回のブース作りで先ずネックになるのは屋根だったので、この材料調達をどこでするか、どうやって作るか、に結構悩む羽目になりましたが、屋根付けたい人はそうそういないと思うのでこれは割愛。中華系装飾具の調達についても取り敢えずは割愛。
あくまでブースの文字パネル作成とかそういう汎用性のあるツールの調達に関しては、まずはハンズでした。
耐荷重が数キロまでいけるS字フックとか、凧糸(軽いものならこれでも吊れます)、テグス(吊るものが重い時には潔くテグス)。
あとで購入した、文字や写真、イラストなどプリントアウトした紙の裏に貼る発泡スチロールボード。
そして何より防燃スプレー。
全て東急ハンズで揃います。
ちなみにうちはこれらの買い物を三月以内に済ませましたが、これは単に四月から消費税が上がるのに備えての早期購入。
ただし、何がいるかがあらかじめわかっているのであれば、なんであれ早めの購入がお勧めです。取り寄せになる可能性とか、そもそも自分が買い物に行けなくて通販とか、時間の余裕がまるでなく模造紙に手書きのしょぼいブースとかにならないためにも準備はひたすら早めに。開催一か月前なんて師走も同然の忙しさになる覚悟をしておいてください。

防燃スプレーですが、ブース内に置くもの、装飾品、テーブルクロス、背景タペストリー、幟などなどは防燃処理が必須です。もし防燃性に自信がなかったらこれをスプレーして乾かせばかなりの防燃処理になります。



当日の配布物(印刷物)準備
これはうちが翻訳というちょい特殊物件だからというのもあるんですが、うちは今回非常に配布物が多くなりました。
こういうことができてこういうことがやりたいです、というEXPOのWEBにも載せた事務所の紹介用チラシが一枚。
この本翻訳して日本で出したいの、という小説の詳しい説明小冊子が三種類(概要とキャラ紹介、あらすじ、抜粋訳。現代もの二本には関連項目の写真入りレポ、時代物にはコミカライズ作品の抜粋訳。ついでに原作出版社と自分の関係もアピール)。
翻訳したい歴史漫画の一枚チラシ(あらすじとキャラ紹介。時代背景の説明)。
全部で五種類、全てフルカラー印刷。

以上全て、小冊子の中身のレポ作成のために台湾へ行き、台湾で入稿して印刷してもらったものを船便で日本へ送りました。せっかく台湾本の紹介をする以上、これ台湾で刷ってきたんですよ、というのをやってみたかったのですよ。
日本に比べ、やはり非常に印刷は安いです。
両面フルカラーA5サイズ16ページの折り畳みチラシが三種類200枚ずつと、A4片面フルカラーチラシ二種類250枚ずつ、ついでに両面フルカラー名刺300枚、以上で9000元(当時のレートが大体1元=3.3元)。約三十キロの荷物を二つに分けて船便で送ったのを考えても日本で作るよりはるかに安かったです。


当日交換する名刺について
名刺ですが、当日のブースでご自由にお持ちください状態にしておくと、話もせずに名刺だけ狩っていく名簿屋みたいなのが出没するらしい。手の届くところに置いておくだけでもやられて、後日大量に迷惑メールが襲ってくる事態が、というのを読んだので、うちのブースでは今回名刺をがっちりガードしていました。
私と、留守番を頼んだ友人とがそれぞれ数枚を身に付け(当日の参加証ホルダーに入れておくと便利)、話した相手にのみ渡す形。
とことん用心する方では、クリエイターEXPO用の捨てメルアドを取得してそれを入れた名刺を配布したりもするようですが、うちはそこまではしませんでした。チラシに入れたのも普段使用のメルアド(印刷原稿作成段階では単にそんな危険に気付いていなかったため)でしたが、幸いEXPOでの配布物が原因となっての迷惑メールには襲われていません。
なお、名刺はとにかく大量に用意しておくのが肝心です。チラシがなくなっても名刺だけは渡せるように、300枚からが基本くらいな勢いで持っていきましょう。

いただいた名刺は、100均でも売っている名刺ホルダーで管理。
全部まとめてはしまわず、一日目にいただいたもの、商談相手、台湾に興味、EXPO出展者、というように分けてファイルしておくのがいいです。あと、時間が許すようなら名刺の余白に相手と喋った内容をメモ。ただしこれはできないことが多いかも。

一人参加の方は、名刺受を用意しておくのもいいと思います。常に置きっぱなしではなく、席を離れる時に、何時くらいに戻ります、のメモと一緒にセットしておきましょう。でも、可能ならば誰かに留守番を頼みましょう。友人、恋人、家族、引っ張り出せるものなら引っ張り出しましょう。

チラシですが、駅前のティッシュのように配りまくっても、あまり意味はないです。てか、ティッシュついてればともかく、チラシだけなんて基本受け取らないでしょ、クーポンついてても使わないでしょ。この会場でだってそれは同じ。通りすがる人に片っ端からサンプリングしたってその人の家の燃えるゴミになるだけ。足を止めてくれたら渡しましょう。話してくれたら渡しましょう。
それを印刷しているのはあなたのお金なんだし、何枚配りきって幾らのバイトをしているわけでもないんですから、サンプリングは効果的に。余ったら来年も使うくらいの気分でいいですよ。


当日用の展示物準備
実はこれがかなりギリギリになりました。
台湾で仕入れてきた本で、冊子を作るには間に合わなかったものの、一枚ものチラシのような形で案内はしたい作品が結構あったからです。
六月頭の帰国後の一か月足らずで十種類ほどの本の案内をそれぞれA4一枚サイズに作成。もはや印刷は間に合わないためプリントアウトをファイルしての展示と、スライド仕立てにしてパソコンで上映の二本立てにしましたが、これを作成するのにかなりかかりました。一冊に付き二日か三日で素読みからあらすじ、コピー、キャラクター紹介の作成、レイアウト、とやる突貫工事。結局スライドの完成は二日目の昼すぎに。


では、次回は前日準備日のブース設置作業編です。

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